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2009年 01月 11日
「シローと夢トーク」での、シローさんの『イン・ザ・ゲットー』の説明、良かったですね!
シローさんがしゃべるからこそ、な~る程と、あの曲の意味深さが感じられます! この「ナンカ感じる」ということ、大事だと思います。 話が飛躍しますが、「ロックンロール」って何? 日本人が好きな「起承転結」なんか持ち出したらロックンロールできないよ!・・・と言われたわけではありませんが、かのマルタン・フォンテーヌとジェイミー・アーロン・ケリーが、時と場所を異にして、私に全く同じことを言いました。 「日本人はもっとロックンロールすべきだ!」と。 私は「ロックンロールは歌われているよ、ファンも多いよ」と。 すると「そういうことじゃなくて・・・」と言う。 彼らの言うことをよ~~~く聞いていると、 ロックンロールとは 「感じる。感じたら表現する」ことらしいのです。 別に、音楽のジャンルのことを言っているわけじゃないのです。 具体的例で言うと、曲を聞いて体を揺すりたいと感じたら揺する、拍手したいと思ったら拍手する、目を閉じたいと思ったら閉じる・・・と、まあこんなことを言っているんですね。自分が感じたら即表現!他の人にはばかる事は無い!と言いたかったようです。 寄り道しましたが、『イン・ザ・ゲットー』に戻ります。 マック・デイヴィス作で、元々歌ったのも彼です。そして曲のタイトルは元々、『The Vicious Circle』でした。「悪循環」という意味です。 「vicious circle 」は、論理学では循環論法といわれるそうです。医学でも使われるそうで、病状の最初の変化が次の変化を起こして病状がどんどん悪くなること。難しい言い方はともかくとして、「悪循環」。 ところで、、、 ジェイミーは『In The Ghetto』を歌う時、椅子に座ります。 日本のショーでの照明演出は、他の曲とは大幅に変えます。全体ほぼ真っ暗の中で、ソロ・ギターとジェイミーだけに上から細い光を一筋、当てています(サスという)。薄暗い中で、イントロが静かに始まります。 昨年12月12日ヤクルトホールの時は、映像と効果音によって、どんな曲かを理屈抜きでお客様に感じてもらいたく、次のような演出になりました。 ↓ 真っ暗いなか、スクリーンに狭~い路地の映像が 悲惨さが感じられるようなガヤガヤ音 子供の泣き声 パトカーのサイレン ・・・そして、ビデオから出ている効果音にかぶさるように演奏が始まる。 リードギターだけに上から細い一筋の光があたり、次にジェイミーにも上から細い光が一筋。 曲の意味を正しく「理解」するかどうか・・・なんて、たいした問題じゃないです。 なんか「感じる」・・・それでいいんです。 エルヴィスが歌った曲の中で、ジェイミーが最も感銘を受けた曲をひとつだけ挙げるとすれば、『イン・ザ・ゲットー』だそうです。ふたつ挙げよというと、これと『If I Can Dream (明日への願い)』です。そして、映画で歌った曲の中でもっとも好きなのは、ナント『Follow That Dream(夢の渚)』だそうです!! 『イン・ザ・ゲットー』は、今まで何度も歌いましたね。曲の説明を日本語に翻訳してから歌うようにするかどうか、何度もジェイミーと話していました。結論として日本語で影説明しなかったのは、理解よりも、音楽から「感じる」ことのほうを優先したからです。感じ方は、人それぞれでいいんです。 第一、咄嗟に私なんかが翻訳・通訳したら、薄っぺらな教養丸出しの説明になっちゃいます~。私はもっと教養を磨いて、『イン・ザ・ゲットー』の説明ができるようになりたいなぁと思います。 エルヴィスの『イン・ザ・ゲットー』CDをお持ちの方は、改めて聴いてみてね。YouTubeを利用される方は、目を閉じたほうが良いかもしれません。あなたが感じたことが、あなたにとって一番正しいのだと思います。
by fumiko_nakajima
| 2009-01-11 17:44
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